開発をライブで【公開】
FOSTEX と エクスペリエンスの共同プロジェクト「FOSTEX 6.5″ 2way Project」を2018年5月から2019年3月にかけて行いました。およそ1年かけて開発する2ウェイスピーカーの開発プロセスを FOSTEXショールームで定期的に公開。エクスペリエンス・荒谷(あらたに) が FOSTEX のエンジニアにインタビューしながら、製品コンセプトや技術的アプローチについて解説してもらうシリーズ企画として開催しました。
スピーカー開発を疑似体験!
開発プロセスを公開するイベントを随時開催。ユニット開発からシステムの最終調整まで一連の開発プロセスを疑似体験できるプロジェクトでした。最終的にはこのプロジェクトから FOSTEX プレミアムクラフトシリーズの2モデル(Fostex W160A-HR / Fostex T250A)が誕生しました。
Fostex W160A-HR Fostex T250A
プロジェクトやプレミアムクラフトシリーズのユニット(W160A-HR / T250A)に関してはお気軽に弊社までお問い合わせください。
アーカイブ
公開イベントで用いた資料などのアーカイブです。
(本サイトの記事を無断で転載することを禁じます)
Phase 1 – プロジェクト・ローンチ(アーカイブ 1 2 3 4 5)
Phase 2 – ウーハーの開発 – 前編(アーカイブ 1 2 3 4 )
Phase 3 – ウーハーの開発 – 後編(アーカイブ 1 2 3 )
Phase 4 – ツィーターの開発(アーカイブ プレゼン資料)
Phase 5 – エンクロージャーの開発とウーハーの調整(アーカイブ プレゼン資料)
Phase 6 – ネットワークの開発 – 前編(アーカイブ プレゼン資料)
Phase 7 – ネットワークの開発 – 後編(アーカイブ プレゼン資料)
Phase 8 – 調整, 試聴, フィードバック (アーカイブ プレゼン資料)

2台目の試作箱。前後に着脱式のダクトを搭載。(現在ホームスタジオで試聴可能)
プロジェクトメンバー紹介
乙訓 克之 氏(スピーカー開発担当) フォスター電機株式会社 フォステクス カンパニー スピーカー設計
1986年フォスター電機株式会社入社。フォステクス株式会社(当時)に出向・転籍。FOSTEXでは FE166Σ, FE108S, FE208S, BC10, S100, FW127/187/227, FT27D, R100T, P45などの開発を担当。その後フォスター電機に戻り、ホームオーディオやテレビ用スピーカーのOEM開発を担当。その後海外赴任先で引き続きOEM開発を行うとともに、フォステクスのPMシリーズやツィーターユニット T250D などを開発する。2008年、フォステクス カンパニーに復帰。以降、HiFiスピーカーシステム Gシリーズ、GXシリーズなどの開発を担当する。振動板などの材料、ユニット、システムまで一貫して開発するフォステクスのスピーカー開発の中心的人物。
玉置 裕太 氏(測定/資料作成担当) フォスター電機株式会社 フォステクス カンパニー スピーカー設計
2015年フォスター電機株式会社入社。同年、戦略開発本部音響研究課に配属。音声認識、アクティブ音響センシング技術の基礎研究に従事。2016年 SP事業本部SP技術部に異動。海外自動車メーカーの車載純正スピーカー設計を担当。2017年6月、フォステクス カンパニーに異動。スピーカー技術者として日々修行中。
荒谷 正司(企画/プロジェクト進行担当) 株式会社エクスペリエンス 代表取締役
2000年、フォスター電機株式会社入社。2013年3月退職。同年10月に株式会社エクスペリエンス設立。2015年8月、フォスター電機株式会社より フォステクス ショールームの企画/運営を受託。20年を超える自作スピーカーの経験を活かしてフォステクス商品の啓蒙活動を行うとともに、独自にオリジナルスピーカーの設計・製作のサービスを提供する。ユーザー視点からフォステクスの商品開発に提言を行うことも。現在フォステクス公認 スピーカー・クラフト・アドバイザー。