デスクトップで小型スピーカーを鳴らしたい。そんなニーズに簡単に応えてくれるのがアンプ内蔵のアクティブ・スピーカーです。
パソコンのヘッドホン出力から接続したり、USBで接続したり、Bluetoothで無線接続したり。
しかし、アンプを内蔵していない普通の、いわゆるパッシブ・スピーカーを接続するためには別途アンプが必要になります。
そんな時に便利なのが FOSTEX の PC200USB。 パソコンとはUSB接続、スピーカーとはスピーカーケーブルで接続。それだけで、パッシブ・スピーカーからPCの音を再生することができます。
今回そのPC200USBの上位モデルとして PC200USB-HRが登場しました。
PC200USB-HR(左)とPC200USB(右)外観はほとんど変わらない。
型番からも推測できるように、新モデルではDAC部分が強化され、24bit / 96kHz のハイレゾ信号までを受けられるようになりました。
型番から分かるのはそこまでなのですが、それだけでは「普段はCDからリッピングした音源が中心だよ」という方にメリットを見出せません。
特筆すべきなのは実はアンプ部。旧モデルが 5W+5W のアナログアンプだったのに対し、PC200USB-HR は15W+15W のデジタルアンプとなっています。対応する信号の種類だけでなく、色々な面で前モデルを上回っています。
デスクトップで操作しやすい大型のボリュームノブ。色はシルバー。
デスクトップでの手軽なパッシブスピーカー再生がより高音質に。注目のモデルです。