FE108NS 他「今、聴けるモデル」〜聴かずに選ぶ?聞かずに選ぶ?

ここのところ様々な試聴リクエストや組み合わせ検証のお仕事を頂いています。その関係で現在ホームスタジオにはたくさんのスピーカーユニット/エンクロージャーが揃っています。気になる機種や関連するご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。

FE126NV + BK105WB2 / FE103NV + BK105WB2

FE-NV シリーズの2モデルをバスレフで試聴できるようになっています。昨年の発売時にFOSTEXショールームで好評だった FE166NV は残念ながら来ていないのですが、次点(人によっては最も評価が高かったかも)の FE126NV + BK125WB2 はご用意があります。こちらは貸与期間に限りがありますので気になる方はお早めにどうぞ。

*FE126NV + BL105WB2, FE103NV + BK105WB2 はメーカー返却済のため現在はお聴き頂けません。(2020年10月5日追記)

D-101S(スーパースワン) + FE108系ユニット

自作バックロードの金字塔「スーパースワン」は FE108-Sol を基本としつつ、その他にも新型の FE108NS, FE108S, FE108EΣ, FE108ESII などの試聴ができるようになっています。スムーズな試聴のためにネックの挿げ替えが出来る仕様です。空気室拡大版のネックもありますので、そのような視点からの比較も可能です。最新モデルの FE108NS が スーパースワンでどのようなパフォーマンスを見せるのか? 注目の組み合わせもお聴きいただけます。

D-102mkII + FE108NS

D-102mkII にはこれまで FE108EΣ を付けて調整してきましたが FE108NS に交換して生まれ変わりました。「ブックシェルフのバックロードホーン」というコンセプトの本機は、小さいながらもそれなりに音道が長くなっています。低域のレンジはそこそこですが量感は少し控え目ですので、もう少し中高域を抑えて相対的に低音の量感を高めたユニットの方がマッチする(万人受けになる?)のではないかと予測していました。その予想通り FE108NS と本機のマッチ度は高く、小型バックロードホーン(といってもそこそこ大きいですが)を検討している方にはお勧めできるモデルです。サイズ的に「FE108スーパー系 + スーパースワン を置くにはスペースが足りない」というときは検討されるのも良いかもしれません。

W160A-HR + T250A

フォステクスの Premiun Craft の2ウェイモデル。これは聴ける場所が少ないと思いますので貴重です。こちらは弊社も開発プロセスに関係しておりますので技術的なポイントや使い方など気になることがありましたらお問い合わせください。(開発プロセスは Fostex 6.5″ 2way Project にてご覧いただけます)
弊社でユニットをお買い上げいただいたお客様や、エンクロージャーの設計/制作をご注文いただいたお客様には様々なサポートをさせていただいております。(他のユニットも含めて同様のサポートをしております)

FE168NS + オリジナルバックロードホーン(XP168BH)

XP168BH は来たるべき限定16cm(いつになるのか!?)を期待して設計したバックロードホーンです。FE168NS には少し大きめなのですが、なんとか調整して使用しています。外観見本的な位置づけでもあり、サテンウォールナットと艶消しブラックのツートンカラーが美しいモデルになっています。T96A などのホーンツィーターを組み合わせての試聴もおすすめです。こちらは常設です。

弊社はそれぞれ条件やお好みが異なるお客様に向けて、様々なご提案や専用のエンクロージャーを設計、制作しています。年間に設計するエンクロージャーは数十モデル。たくさんの知識や経験に基づいてアドバイスならびにご提案をさせていただいております。初心者の方からベテランの方まで、是非ご利用ください。